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投稿時間:2013/07/02(Tue) 00:01
投稿者名:misono
Eメール:
タイトル:涙にもう、行方は無い。
そう、わたし知らなかった。
付き合って半年目の記念日、嬉しそうにかわいいピンクのサンダルとイエローのネイルをくれたキミ。
ちょっとしたサプライズ、とてもとても嬉しかった。

そう、わたしキミのその笑顔に裏があるなんて思わなかった。

ある日突然、キミはいつもの放課後デートで
「俺達、もう終わりにしないか?
せっかく半年続いてきたけど、喧嘩も多くなったし。
良い区切りだと思ってさ。」

わたし何も言えなかった。

喧嘩しても、傷付け傷付いても、それでも愛していた人なのに。

「そっか……。
じゃ、バイバイ。」
としか、言えなかった。

冷たく遠ざかるその背中に、もうキミの名前なんて呼ぶことが出来なかった。

あの日から、電話しても繋がら無いまま。
メールしても
「送信出来ませんでした。」
の連発。

さすがに、寂しくなったんだよ。

だから、数日後、キミの住むアパートまで電車で行った。

でも、キミはもう居なくて。

隣に住んでいる人に聞いたら、
「引っ越されたよ。」

もう、もう、会えないのかな。

会いたい……会いたいよ。

キミの居ない日々が寂しくて、孤独過ぎて。

あの日、キミは何を思って、わたしに別れを告げたの?
他に好きな子が出来たんだろうか。
何でわたしに、何も言わなかったの?

もう、キミには届か無い、わたしの涙が、行方も無く床に零れ落ちた。



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