投稿時間:2015/12/11(Fri) 00:27 投稿者名:ホットコーヒー
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タイトル:魔法よとけないでいて
ずっと夢に見ていたんだ 機が熟すまでおあずけにしていた あなたという禁断の果実 味をしめたらもう帰れない
でも踏み込んでしまった つい 夜にほてる月のチークが こっちに向かってあやしく微笑んでせいにして 誰がしかけた罠 いとも簡単に 2人だけの秘密だよって
ほろ酔いの街 酔いもさめないまま 宵の星空 宇宙の彼方まで 翼が今はえて からめた指 あのずっと向こう側まで 銀河鉄道の汽車に乗っかってて 連れって行ってあげる トトロの猫バスよりも 無限大のロマンチックな世界へ
もう誰にもとめられない 走り出した何かは 後ずさりをしらない 勢いにまかせて 流れ星のように 足跡が虹色を刻む すべて魔法のせいにして この出会いを奇跡にして 抱きしめあったらもう離れられなくなって 甘い言葉しかささやけない
そのあとの沈黙が やけに切ない 帰りたくない もう帰れない どうか帰らないで・・・ その一言はのどまで でかかって ついに言わずに かえした・・・。 すべて魔法のせいにして・・・
わかってる 2人の瞳にうつる違いの姿にほれあう 熱視線 気づいてる 帰れないって・・・わかってる どこにもいかないでいてって 誰のもとにも帰らないでって 語らぬ真意は 目が物語る 他の誰より今熱くさせるって
心変わりの相手ならばどうぞ喜んで おうけすると そう言い放って 帰路についた電車は 少し悲しいため息
回想の物語はきらめいて虹色のおとぎ話のよう いつまでもみていたい 浸っていたい 夜の刹那なとばり 魔法よとけないでいて からめた指 とけないでいて かわしたくちづけ 甘い吐息の中 しみわたる 違いの恋慕 邪魔させない 誰にも この世界を そんな気持ちがいっぱい
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