あの日　待ち合わせ場所　久しぶりだねの軽い挨拶のつもりだった
何の気なしにからまった指　それだけのこと　不意打ちの落雷
くらった心持ち　とめどない電気刺激のせいなのか
電光石火のごとき　サムライの魂のわななく　声なき力みなぎる

なんてゆうの　うまい言葉などさておき　感情ありきの
衝動的キラメキ　予想外の奇想天外　始まったら最後
いつ消えるかもわからぬともしび抱いて

はじまった夜の宴　他愛ないこの上ない　そんな気もなさそうに
話す　談笑　それとなく　伝えてみたいこの胸のうち
わきあがって仕方ない　高鳴りで乱れる　天真爛漫みたいな
素ぶりで　わけもなく楽しい　なんだろうこの空間
ひたすら笑顔で　ただ楽しい　気分で

またね。帰り際　それとなくかわすさよなら。でもまたすぐあいたい
気持ちで。いきなり　もっと知りたくなる　あなたがためになる
探偵のように　迷走する恋の道　どこまでも追いかけるかのよう
宝のありか探して　ワンピースさがして　
あなたのその深い声　深淵な輝き　たまらないほど　とりこにさせる
なぜ　わかんない　きになるの　ただただ　あなたの生い立ちとか
まだまだききたいことやまほど　でもきいたらわるいような
どこまでも　ミステリアスに　わたしを魅せていて

突然のひらめき　不意打ちのキラメキ
シュルレアリスムに乾杯