第14回(4/17) 〜花見〜   毎週月曜更新
おさむ「あ、いたいた。あそこだよ・・。」
なみ「あ、ホントだ。なかなかいい場所とってるね・・やるじゃなーい。お〜い、アキラ〜。」
アキラ「おお!こっちやこっちや・・・よーやく来たか・・・。はあ〜何時からこことってると思ってんねん。ほんま疲れた・・なんか飲みもんくれ、飲みもん!」
なみ「何そんな偉そうに言ってるの!だいたいアキラが言い出したんでしょう・・ジャンケンで負けたら花見の場所取りって。全く・・はい、ビール。」
アキラ「おおこれやこれや・・・ゴクゴクゴク・・・プハ〜やっぱりうまいな〜。ほたら早速始めようか!」
・・・1時間後・・・・
なみ「それにしてもきれいね〜。ホラなんかこういう俳句あったよね・・・”ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらん”・・。」
おさむ「ああ百人一首だね・・。寂しい詩だね・・・じゃあ、僕も一句詠もうかな・・・”散ってゆく花に我を思いけり”・・・。」
アキラ「アハハハ〜何そんな一人で感傷的になっとるんや〜アハハハ〜しかも下手くそな詩やな〜アハハハハハハ・・・。」
おさむ「ムッ!わるかったね!」
なみ「こらこら喧嘩しないの・・。じゃあなみも一句・・・・”花よりも〜団子よりも女の子”・・。」
アキラ「それは誰のことや〜。まさか・・・(怒)」
なみ「別にアキラって言ってるわけじゃないよ・・。ね〜おさむ・・。」
アキラ「くそ〜。おいらもなんか作ったる。う〜ん、え〜っと、う〜ん、う〜ん。うん!?ひらめいた・・。これはなみに対する詩やから・・・・”花よりも〜気になる君のしぐさかな”・・・。」
なみ「まあ!すてき〜それってなみのこと〜もう・・アキラったら・・ごめんね〜さっきは心にもないこと言って・・・。ホラどんどん飲んでね。ラララララ〜♪」
おさむ「こういうことに関してアキラは天才的だね。まあ、それにすぐ乗っちゃうなみちゃんもなみちゃんだし・・・・・。でもなかなかいい詩だ・・・メモっとこ・・・。」 (つづく) 戻る