第19回(5/23) 〜管理者不在〜   毎週月曜更新
なみ「は〜い、みんな集まってー!!」
アキラ「なんや、なんや、そんな大声出して・・・。いま、カエルファンタジー[やってるんや〜。あとであとで・・。」
なみ「もう!何言ってるの!そんなのどうでもいいじゃない!管理者さんから絵はがき来てるのよ。アキラも見たいでしょ!」
アキラ「別に〜、おいらにとってそれの方がどうでもええわ〜。ナンヤ!ここで、カエルの剣取るんとちゃんうんか〜難しいな〜。」
なみ「もう!知らない!」
おさむ「なになに、どうしたのなみちゃん?集まれーって・・・。なにかあったの?」
なみ「見て見て、ホラ・・管理者さんから絵はがきが届いたの・・。」
おさむ「あ〜ホントだ〜すっごくきれいな景色だね・・。へ〜元気そうでなによりだね・・。」
なみ「うん、そうなのよ〜。でも、ホラ最後の文章見て・・・。」
おさむ「なになに・・”みんな仲良くやっていますか?おさむとなみは心配ないのですが、後の3匹がなにやらかすか心配で心配で”・・プッ(笑)言い得て妙だね・・(笑)。ええっと、”でも、二匹で協力して頑張って下さい。それでは。”・・・う〜ん、管理者さんの気持ちも分かるよね・・。」
なみ「でしょう〜。だから、なみたちだけでカエルが占う部屋を盛り上げない?管理者さんが帰ってきたらビックリさせてあげるの!」
おさむ「うん!いいね〜。でも、アキラにも手伝ってもらわないと・・・。」
なみ「ああ、無理無理・・。あのなんとかクエストっていうゲームに夢中になっちゃって・・30時間以上あそこに座っているわよ・・。大した集中力だこと・・・。」
おさむ「ほ、ほんとだ・・目が血走ってる・・・まあ、仕方ないね・・・。でも、盛り上げるってどういう風に?何か良い考えがあるの?」
なみ「もう、いっぱいあるわよ〜。」
おさむ「さすがなみちゃん・・・教えて教えて!」
なみ「そうね〜例えば、来てくれた人がもう一度来てくれるように、割引券を作るの・・。これなら来客数が増えるの間違いなし・・。」
おさむ「いいアイデアだと思うけど、それって、僕たちの給料が少なくなるわけでしょ・・・。僕嫌だな〜。」
なみ「そういえばそうね・・。じゃあ、友達を連れてきてくれたら図書券を上げるとか・・・。」
おさむ「それいいね。でも誰が図書券を買うの・・・・?もしかして・・・?」
なみ「・・・・。う〜ん、じゃあ なみたちがもっといろんな占いをするの。例えば”あなたの値段を占います”とか”いつ死ぬか占います”とか・・。」
おさむ「それって、どこかでやってたような気がするんだけど・・・・・・・。」
・・・ワイワイガヤガヤ・・2時間経過・・・
おさむ「なかなか決まらないね・・・。」
なみ「そうね〜・・難しいもんだね・・・。」
・・パラララ〜♪ラララ〜ン♪・・
アキラ「や、やった〜クリアーしたで〜・・。おそらくおいらが一番早いはずや・・なんたって、おとといは徹夜して店に並んで、開店と同時に買ってそのまま家に直行やろ。ほんで昨日と今日は飲まず食わずの徹夜で33時間・・・。感無量ッス!!!」
なみ「あ、終わったの?じゃあ、アキラも手伝って・・。」
アキラ「アホか、これ以上起きとったら死んでしまうわ〜・・ちゅうことでお休み・・明日は有給にしといて〜。」
・・・・・ダダダダダ・・・・・
なみ「管理者さんがいなくなったとたんああだもん・・はぁ〜・・。」
おさむ「まあまあ、じゃあ、こういうのはどう?なみちゃんはどうして占い師になろうと思ったの?」
なみ「なに、急に・・?う〜ん、やっぱり困った人をちょっとでも助けて上げたいからかな〜。」
おさむ「それだよ、それ!その初心に戻ってさ、僕たちも掲示板に寄せられるメッセージにどんどん返事しようよ。」
なみ「うん、いい事言うね〜さすがおさむ!でも、なみはもうすぐ「おたまじゃくし育成1級」のテストがあるんだ・・・だから・・・」
おさむ「OKOK!じゃあ、なみちゃんはそっち頑張って。僕が返事を出せるだけ出してみるよ。」
なみ「ありがと、おさむ!試験が終わったら必ず手伝うから・・・。」(つづく)

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