第45回(12/4) 〜小春日和〜   毎週月曜更新

おさむ「はあ〜さいこう〜・・・こんな暖かい日には縁側で日向ぼっこにかぎる・・・なんか眠くなってきちゃった・・・ムニャムニャ・・・。」
なみ「こらー!おさむはどこ!?どこだーー!!ともみちゃんが来たわよ!!」
おさむ「むにゃ・・?ともみ・・って誰だ?むにゃ・・。」
なみ「あ!?こんなところにいた!こら!起きろ、おさむ!この前言ったでしょ。今日はカエル忘年会があるって!去年は3匹しかいなくて、つまらないってアキラが言うもんだから、今年はなみの友達を連れてくるって言ったでしょう!!もう、早く起きて用意しなきゃ。」
おさむ「むにゃ・・そんなことも言ってたような・・・?でも、まだ明るいじゃん。」
アキラ「こら!おさむ、はよ起きろ!明るい内から飲むんが至上の幸福やないか。今日は特別な日や。しかも、ともみちゃんめちゃかわいいぞ!!なみでかした!!」
なみ「残念でした〜!ともみ、彼氏いないけど、アキラのことはすでに伝えてありま〜す。なみ的には、今日はおさむにがんばって欲しいんだけど。もうすぐクリスマスだし、ともみも彼氏が欲しいって言ってたから・・・。」
アキラ「チッ・・余計なことを。まあ、ええわ。よっしゃ、ほないこう!」
おさむ「フワ〜・・眠い・・・」
・・・玄関・・・
なみ「お待たせ〜。ともみ、こっちがおさむ。おさむ、こっちがともみ。じゃあ、ともみ上がって上がって。ほら、おさむ、ともみにスリッパ出して上げて。」
おさむ「・・・・・」
なみ「おさむ、はやく!」
おさむ「・・あ、はい!はい!ごめん!」
ともみ「ウフフフフフ・・・・なみったらまるでお母さんみたい・・フフフフ・・」
なみ「2匹ともな〜んにも出来ないんだから。さあ〜こっちこっち・・。」
・・・ダダダダダ・・・
アキラ「どないや?えー?おさむ?ええ感じヤロ!」
おさむ「か・・か、かわいい〜・・・・」
アキラ「あかん・・・目がいってもとる・・。まあ、おさむがんばれ。今年のクリスマスは、おさむのためにあるようなもんや。楽しゅう〜なってきたな〜クククク・・。」
・・・忘年会の後・・・
ともみ「ごめんね・・おさむ君。寒い中わざわざ駅まで送ってもらっちゃって。」
おさむ「と、とんでもないよ。僕もちょっと酔いを醒ましたかったし、なみちゃんにはさからえなしね。」
ともみ「フフフ・・・なみも相変わらずだね・・・。アキラ君もとっても面白いし。おさむ君はとってもやさしいし・・・・。」
おさむ「え、いや、ぼ、僕はそんなことは、ないよ・・・。あ、で、電車がき、来たみたい・・・。」
ともみ「ホントだ・・・。おさむ君今日はありがと・・・。あの・・・。」
おさむ「うん、なに?」
ともみ「来週会えないかな?・・・今度は二匹で・・・。」
おさむ「えっ・・・・!!!も、も、もちろんだよ!!」
ともみ「よかった・・・じゃあ、これ私の携帯番号。電話待ってるね!バイバイ!」
おさむ「バイバイ・・・。か、か、かわいい・・・・・・」
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
なみ「こらーー!!おさむはどこだーー!!あ、こんなところに、こらおさむ起きて起きて!!」
おさむ「むにゃ・・?なみちゃん・・・・はっ・・・夢・・・?」
なみ「もう、幸せそうな顔して昼寝しちゃって・・。いい夢でもみてたの?そうそう、ヒヒヒヒ・・・今日はおさむには黙ってたけど、スペシャルなことがあるんだ!」
おさむ「・・・ムニャ・・・本当に夢・・??で、なになに??」
なみ「今晩、カエル忘年会を決行することになりました!!いえ〜い!でね、去年は3匹だったから今年はスペシャルゲストとしてなみの友達が来ま〜す。とっても、かわいいわよ!!なみ的にはおさむにがんばって欲しいから、楽しくなりそ〜。」
おさむ「もしかして、ともみっていう子??」
なみ「うん??どうして知ってるんだい??なみ、言ったかな?」
おさむ「いや・・・何となく・・・。」
なみ「そっか、おさむの占い力も上がって来た証拠ね・・グッドグッド。」
・・・忘年会後・・・
ともみ「ごめんね・・おさむ君。寒い中わざわざ駅まで見送ってもらっちゃって。」
おさむ「とんでもないよ。僕もちょっと酔いを醒ましたかったし、なみちゃんにはさからえなしね。」
ともみ「フフフ・・・なみも相変わらずだね・・・。アキラ君もとっても面白いし。おさむ君はとってもやさしいし・・・・。」
おさむ「ぼ、僕はそんなことは、ないよ・・・。あ、電車がき、来たみたい・・・。」
ともみ「ホントだ・・・。おさむ君今日はありがと・・・。あの・・・。」
おさむ「うん、なに?」
ともみ「来週会えないかな?・・・今度は二匹で・・・。」
おさむ「えっ・・・・!!!も、も、もちろんだよ!!」
ともみ「よかった・・・じゃあ、これ私の携帯番号。電話待ってるね!バイバイ!」
おさむ「バイバイ・・・。か、か、かわいい・・・・・・。今日見たのは正夢だったんだー!やったー!!え〜本当にこんな事もあるんだ・・・信じられない。」
なみ「おさむ、おさむ。」
おさむ「あれ!?なみちゃん、どうしてここにいるの?ともみちゃん何か忘れ物でもしたの?あ、わかった、つけて来たんでしょう!と、いうことはアキラもいるね・・(笑)」
なみ「もう、なに縁側で寝ぼけてるのよ!?昼休みは終わったわよ。お客さんが待ってるから、早く早く。」
おさむ「ともみちゃんは?」
なみ「ともみ??誰だい、そりゃ??もう、そんなところで寝てると干からびちゃうぞ!!お客さん待ってるから早く来てね。」
・・・ダダダダダ・・・
おさむ「・・・ともみちゃん・・・夢の夢か・・・・。」(つづく)

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