第131回(11/17) 〜 勉強方法 〜    毎週月曜夜更新   -バックナンバー-

おさむ「ぐすっぐすっ・・・・・」
まなみ「こんにちは〜〜。外は紅葉がきれいです・・・。あれ?おさむさんどおしたんですか!?また、ふられちゃったんですか!!」
おさむ「こらこら、またとはなんだよ〜。そんなにふられてないってば。」
まなみ「あはは、ごめんちゃ。大丈夫、おさむさんが彼女欲しいなら、いつでもまなみがなってあげますよ〜。うふ。」
おさむ「あ、ありがとう。。でも、ま、まだ中学生だよね・・・。」
まなみ「あら?歳なんて関係ないと思います。大切なのは、どれだけその人を好きかって事だと思います。」
おさむ「それはそうだけどさ・・・。あ、そうそう、さっき僕が感動してたのは・・・。」
まなみ「あー、そうやっていつも話そらすぅーー。ぶーぶー。」
おさむ「まあまあ、ちょっとこの曲きいてよ〜。」
・・・♪♪♪♪♪♪♪♪・・・
♪So you're leaving in the morning on the early train ♪I could say everything's alright ♪And I could pretend and say goodbye ♪Got your ticket : : ♪Cause I can't stop loving you ♪No I can't stop loving you ♪No I won't stop loving you : まなみ「あら〜!いい曲ね〜〜。英語だからなに言ってるのかさっぱりわかんないけど、耳に心地良い曲調だね〜。まなみ、あんまり洋楽聞かないんだけど、こういうの好きかも〜。」
おさむ「でしょでしょ。フィルコリンズっていう人の歌なんだけどね、これ実は悲しい曲なんだよね〜。」
まなみ「え〜、そうなの??どんな歌詞なの?」
おさむ「うん、とっても好きな人がいるんだけど、さよならを言わなくちゃいけないんだ。好きで好きで仕方ないんだけど、平気なふりをしてその人を見送るんだ。はい、これ歌詞カード。」
まなみ「ねえねえ、どうして、そんなに好きなのにさよならするんだろう?」
おさむ「うっ・・・す、するどい質問だね・・・。それは、特に書いてないから僕にもわからないけど、大人にはいろいろな事情があるんだろうね・・。」
まなみ「まなみなら、絶対いかないでーー!って言うと思うんだけどな。大人ってよくわかんない。」
おさむ「そうかも・・・。まなみちゃんは、ずっとそんな心を持ち続けてね。」
まなみ「はーい。ねえねえ、このpretend なんとかってどういう意味?」
おさむ「あ、pretend(プリテンド)っていうのは、ふりをするって意味なんだ。だから、この文は、”取り繕ってさよならを言うことはできた”っていう感じかな。」
なまみ「なるほどー。あ、次の文は、わかるよ。この前学校でならったもん。ええっと、あなたを愛する事をやめることはできない。あなたを愛する事をやめるつもりはない・・・あってる?」
おさむ「お、すごいすごい。」
まなみ「わーい、初めて学校の英語が役に立った〜。こんな事人生に1度は言われてみたいな〜〜。ねえねえ、もう1回この曲聞かせて〜。」 おさむ「うん、いいよ。」
・・・♪♪♪♪♪♪・・・
ななみ「あ、今度はちゃんと聞き取れる!!歌詞の意味がわかったら、さらにいい曲になってきたよ。」
おさむ「そうなんだよね。洋楽って本当にいい曲が多いんだよ。英語がダメだからって遠慮している人が多いんだけど、実は中学生でも理解できる歌詞なんだよね。洋楽を聴くために英語を勉強するってのもかっこいいし、いいかも。受験のために英語を勉強してますだけじゃ寂しいし、いつ使うかわからない将来のためっていうのもどうかとも思うし。身近な物から始めなきゃね・・・。」
まなみ「ねえねえ、これってどいう意味??上手く訳せないんだけど。」
おさむ「あれ?曲に夢中で僕の話全然聞いてないし。。ま、いっか、こうやって英語を楽しんでるんだからさ・・・・。これはね・・・。」(つづく)

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