第144回(3/24) 〜 喧嘩と戦争 〜    毎週月曜夜更新   

なみ「ついに始まっちゃったね。」
おさむ「うん。戦争なんて誰も望んでいないけど、やっぱり起こっちゃうだね。。」
なみ「戦争の繰り返しか。。本当に必要なのかしら。。」
おさむ「う〜ん・・戦争が正しいか、正しくないかなんて数年後にならなくちゃわからないからね・・・。もしかしたら、永遠にわからないかもしれないけど。例えば、日本に原子爆弾が落とされたのも、アメリカから言わせると早く戦争を終結できてよかったという風になるからね。」
なみ「それは勝手な言い訳だわ。」
おさむ「まあね、勝手だと思うよ。でも、結局勝てば官軍なんだ。今回もアメリカが1人で戦争をしようといってるようなもんだけど、もしみんなの意見を聞くとすると何も決定しないと思うよ。今の日本みたいにね。で、グズグズしている間に、イラクが攻めてきてもっと悲惨な事になったかもしれない。。」
なみ「うう・・・でも、イラクの市民も被害にあってるでしょ。。かわいそう。」
おさむ「うん・・・。」
・・・ダダダダダダ・・・
アキラ「なんや、そんな湿っぽい顔して。そんな顔してたら、顔中にコケ生えるで。ガハハハハ。」
なみ「あ〜あ、いいわね。ノー天気で。戦場に行って、撃たれたらいいのよ。」
アキラ「は?なんやと!!こう見えても、これからの世界情勢を考てるんや。イラクが降参して、それからどう復興していくんやろってな。」
なみ「ふ〜ん・・・・。」
アキラ「なんやその目は!?」
おさむ「もう、2匹ともやめなよ。こういう個人の喧嘩から大きな戦争に発展して行くんだから。まったく大人げない。」
アキラ「なに、おさむのくせに偉そうな事言ってるんや!」
なみ「そうよ、そうよ!」
おさむ「うう・・・同盟組まれた・・・・。」
・・・・ダダダダダダ・・・
あい「こんにちは〜〜♪」
おさむ「あ、あいちゃん。救世主とは、あいちゃんのこと。なみちゃんとアキラが僕をいじめるんだよ。。」
なみ「あ、ずるい!」
あい「アキラ君、なみちゃん・・・・・。」
アキラ・なみ「はい。」
あい「みんな仲良くしようね。」
アキラ・なみ「はい。」
あい「はい、じゃあ、これに名前書いてね。」
アキラ「なんや、これ??」
あい「イラクの復興を助ける会の会員。それと1000円ずつ集めるから。」
アキラ「は?なんや、それ?そんなん聞いてないで。今しかも給料日前やし・・・。」
おさむ「あ、僕協力する。はい、1000円。」
あい「さすが、おさむさん。やっぱりおさむさんは、優しいな〜〜。それに比べて・・・。」
アキラ「グ・・おさむの奴、上手いことしやがって・・・・。おいらのお株を最近もっていかれてる感じがする・・・。」
あい「なに、ぶつぶつ言ってるの?私たちができる事ってこれくらいしかないんだよ。正しい、正しくないを議論するより、小さな事でもいいから一緒に行動しよう。ね、みんな。」(つづく) 戻る