第153回(2004/2/29) 〜君が笑えば・・・ 〜      -バックナンバー-

アキラ「♪もうすぐ〜は〜るですねぇ〜♪恋をしてみませんか〜♪」
なみ「相変わらずテンション高いね〜。」
アキラ「ゴクゴクゴク・・・プハ〜・・・。熱唱した後のジュースは最高や〜。なんか悪い?」
なみ「ううん、全然。明るいって事はいいことだよ。」
アキラ「せやろ。おいらも元々引きこもりやったんや。でもな、歳を重ねていく内に明るい方が得やと思って、徐々に変えていったんや。カエルしゃべってなんぼ。ま、なみも歌え。このe-KARAなかなかええぞ。」
なみ「そうだね。じゃ、なみも歌っちゃおうかな。う〜んと・・・♪」
・・・♪♪♪・・・・・
・・・ガラガラガラ・・・
おさむ「ただいま〜。今日も暖かいね。あれ?またe-karaで盛り上がってる。本当によく飽きないもんだね。。」
アキラ「お、おさむが帰ってきた!おさむも歌えや!」
おさむ「ちょっと僕しなくちゃいけない事があるから。」
アキラ「なんや、つき合い悪いな〜。そんなんやから、彼女もでけんのや。」
おさむ「フンだ。放っておいてよ。」
なみ「しなくちゃいけない事ってなあに?」
おさむ「うん、もうすぐ友達の結婚式があるんだけど、スピーチ頼まれちゃって。」
アキラ「なんや・・・、そんなんその場で考えたらええやん。」
おさむ「アキラじゃないんだから、僕には無理だよ。今から、原案を作って、清書して、プリントアウトして、暗記して、練習しなくちゃいけないんだから。僕にとっては一大事なんだから。」
なみ「そうなんだ〜。でも、そんなに大変だったら断っちゃえばいいのに。」
おさむ「ダメダメ。大学時代本当に仲の良かった友達だし、僕がしなくちゃ。」
なみ「偉い!!さすがおさむ!それなら、なみたちも手伝うわよ。ね、アキラ。」
アキラ「ま、しゃーないな。わかった。スピーチなんて笑いをとってなんぼやからな。出会いとか初チューとかラブラブぶりを面白おかしく言ったらええんや。例えば、僕らと話してる時は、ちょっと偉そうに話すのに、携帯に彼女からかかってきたときの変わりようったら。ここから、ものまねで・・”はあ〜何回同じ事言ったら気がすむん!らららら♪(携帯音)あ、はい、モチモチ〜、う〜ん、う〜ん、そうなんだねぇ〜・・”ってこの変りようわ!ってな感じで1人つっこみ。これは間違いなく受ける!」
おさむ「た、確かにそういう一面はあるんだけど、僕にはちょっと・・・。」
なみ「そうそう、おさむのキャラじゃなくなるじゃない。それは無理だって。なみ的には、やっぱりいい言葉をプレゼントするのが一番だと思うの。最近なみが気にいった言葉は、”君が笑えば、周りも笑う”かな。いい言葉じゃない?」
おさむ「いい言葉だね〜。いつも笑顔が絶えない奴だから、ぴったりだよ。」
なみ「でしょうでしょう」
アキラ「はあ?そんなん首がかゆくなるわ。そういうのは、偉いさん、もしくは新婦の友達に任せておけばええんや。ヤロー友達に感動はいらん!必要なのは笑いと盛り上げ!」
なみ「はぁ〜だから、関西カエルはキライなのよ。笑いさえあれば、全てが上手くいくと思ってるんだから。」
アキラ「何を!笑いを否定したな!」
なみ「誰も否定してないじゃない!笑いは必要だと思うよ。でも、いつも笑い笑いって。締めなくちゃいけないときはちゃんと締めなくちゃいけないの。」
アキラ「そんなもんわかってるわ!でも、笑いは大切なんや!」
なみ「もう、何度も同じ事言わせないでよね!わからずや!」
アキラ「どっちが!!もうしらん!」
・・・ダダダダダダ・・・
なみ「なみもしらない!」
・・・ダダダダダダ・・・
おさむ「え、ちょ、ちょっと・・・。あ〜あ、行っちゃった・・・。笑いか・・・感動の言葉か・・・よけにややこしくするだけして、行ってしまわないでよね・・・・。」(つづく)


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